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【1ヶ月で辞めた体験談】転職先が合わない40代|営業事務

クラウドワークスなどで集めた方の体験談です。

こちらの方のプロフィール
  • 43歳女性
  • 既婚
  • 前職は小売業の販売
目次

転職した経緯

前職は小売業の販売職で、シフトは不規則、残業も多く、体力的にも精神的にもかなり厳しい環境でした。


毎日終業後は疲れ切って帰宅し、自分の時間や趣味の時間を確保する余裕もありませんでした。


また、昇進や評価制度が不透明で、どれだけ頑張っても努力が正当に評価されないことが多く、モチベーションが下がっていました。


さらに、職場内の人間関係も息苦しさを感じる場面があり、特に派閥や古い慣習に縛られる雰囲気がありました。


このまま働き続けると体調や生活リズムだけでなく、精神的な健康にも悪影響が出ると感じ、将来を考えたときにキャリアの方向性を見直す必要があると思いました。


そこで、40代に入り体力的にもしんどくなってきたため、より安定して働ける職場で、事務職のスキルを活かしながら、生活リズムやプライベートの時間も確保できる環境を探すことに決めました。


転職先を選ぶ際には、求人情報だけでなく、口コミや社員の評判も慎重に確認し、面接では仕事内容や社風、チームの雰囲気などを自分の目で確かめたうえで入社を決めました。


自分のキャリアを大切にしつつ、働きやすさも重視した判断でした。

辞めた理由

入社してすぐに、面接で聞いていた仕事内容と実際の業務のギャップに気づきました。


面接では営業サポートや資料作成が中心と言われていましたが、実際には単純なデータ入力や定型業務ばかりで、自分の希望するスキルを活かせる仕事はほとんどありませんでした。


加えて、上司の指示が非常に曖昧で、業務の優先順位が不明確なため、毎日何から手を付けるべきか迷うことが多く、業務の効率も上がりませんでした。


社内の雰囲気も思っていたより硬く、派閥のようなコミュニケーションの壁があり、自分の意見を言うことに気を遣う場面が多かったです。


仕事自体はそこまで量が多くなかったものの、精神的な負担が大きく、モチベーションを維持するのが難しくなりました。


また、研修やサポート体制も不十分で、必要な知識や手順を独学で覚える必要があり、業務に慣れるまでに時間がかかるうえ、失敗すると上司から厳しい指摘がありました。


こうした状況が毎日続くうちに、体調にも影響が出始め、朝起きるのがつらくなることもありました。


相談できる同僚は少なく、改善の見込みも薄いと感じたため、精神的にも肉体的にも限界が来る前に、早めに退職することが最善だと判断しました。


結果的に、入社前に抱いていた希望とのギャップが大きく、自分のキャリアや健康を守るために1カ月で退職を決意することになりました。

退職の伝え方と会社の反応

伝え方

直属の上司に面談で正直に「仕事内容や環境が自分に合わず、続けるのが難しい」と伝えました。


その際、感情的にならず、事実と自分の考えを整理して説明するよう心がけました。

会社の反応

最初は驚きの表情でしたが、上司は比較的冷静に受け止めてくれ、「理由を理解した」と言ってくれました。


引き止めはほとんどなく、円満に退職手続きを進められました。

その後の活動について

退職を決めた段階で、次の転職活動はすぐに開始しました。


転職サイトで求人をチェックしつつ、在職中に情報収集を行い、退職後は本格的に面接や応募書類の作成に集中しました。


1カ月で辞めたことは不安材料でしたが、正直に理由を説明することで理解してもらえる企業を中心に応募しました。

短期間での退職ということで、履歴書上のブランクや印象に不安がありましたし、給与面では1年間働く予定で考えていたため、経済的に少し厳しかった点には後悔しています。

正社員で働き続けることがすべてではない

必ずしも正社員フルタイムで働かなければならないというわけではないと思います。

自分が精神的にしんどくなって体を壊してまで、正社員で働かなければならないというのは無理をしている状態です。

生活に必要なお金を考えて、派遣やアルバイトなどで必要なお金を稼ぎ、精神的に楽に生活できる方に少し寄り道するのもいいのではないでしょうか?

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